ゴワゴワしたアレの思い出
最近シャワーを浴びていた時に、ふと思ったことについて、
書きたいと思います。
身体を洗う時に使う意図的にゴワゴワしたアレ。
なんていうんだっけ、ボディータオル?いや、そんなソフトな雰囲気じゃないな・・・・じゃがいも擦ったら綺麗に泥が落ちそうな、、、(ん?言い過ぎ?)
な、あの布・・・
私はアレに、ちょっとした思い出があります。
学生時代に割と長くお付き合いしていた人がいたのですが、
とても気の優しい人で、一緒にお風呂に入ったときに(ここは深い突っ込みは不可でw)今はもう亡くなったおじいちゃんに教わった、あのゴワゴワからボディーソープの泡を綺麗に落とす方法を私に教えてくれました。
彼の中では「お風呂=おじいちゃん」と記憶が紐付いていたのでしょう。
お風呂に入る度、何度も何度も繰り返し同じ話をしていました。
その彼とはお別れして、もう長い月日が経つのだけれど、、、
未だにお風呂に入っている時、ふとした瞬間に、その話を思い出すのです。
彼のおじいちゃんが、なんの気なしに彼にしていた話が、
彼を介して私に伝わる・・・
それってなんだか、よくよく考えるとすごいなって、そんなふうに思うのは私だけでしょうか。
もちろん私は、彼のおじいちゃんには会ったことはないのです。
そんな縁もゆかりもない私が、おじいちゃんが彼にした話を知っていて、別れた後も未だに時々思い出している・・・なんだか変な感じです。
人付き合い・・・
はっきり言って、面倒くさいです。
恋愛なんて、消耗するだけだよな・・・って、そんな風に思っていた時期もありました。
でも目の前の人ときちんと向き合うことって、自分が想像している以上に得るものが大きいことなんじゃないかって、今はそんな風に思うようになりました。
今自分の目の前にいる人は、一人のように見えるけど、一人じゃない。
そんな風に感じるようになったからでしょうか。
恋愛だけじゃなく、友人、家族、職場の人間関係・・・すべて時々煩わしくなるけれど、ちゃんと大切にしていけたらいいよね。